Guidance
組合のご案内
組合のあらまし
01
いわきウイング建設組合とは
いわきウイング建設組合は、人間の生活で最も大切な「衣食住」の「住」の生産にたずさわる人達を中心につくった組合です。昔から建設業界は「ケガと弁当は手前もち」と言われ、何の保障もありませんでした。建設労働者・一人親方・中小零細事業主の生命と健康、仕事と生活を少しでも良くしようと組合を結成しました。私たちは、全建総連福島(福島県建設労働組合連合会)、全建総連(全国建設労働組合総連合)に加盟しています。いわきウイング建設組合は、県下最大級の建設組合です。
02
組合の歴史
- 1945年8月15日
- 15年にわたった戦争が終わる。当時の建設労働者は「ケガと弁当は手前もち」が現状でした。
- 1947年6月30日
- 全日本土建一般労働組合結成。社会保障の充実を目指して、労災保険に一人親方の適用を認可させました。
- 1953年8月
- 日雇健康保険の制定。今まで建設産業労働者には健康保険が適用されませんでした。
- 1960年11月24日
- 土建総連(全国土建労働組合総連合)、全建労(全日本土建一般産業労働組合)、東建産(東京建設産業労働組合)が統一と団結で「全建総連(全国建設労働組合総連合)」が結成されました。
また、福島県建設労働組合連合会も結成されました。
- 1966年5月14日
- いわき市平『草野生活改善センター』で25名をもって、「いわき建設労働組合」を結成しました。
- 2002年5月12日
- これまでの「いわき建設労働組合」から「いわきウイング建設組合」に名称を変更しました。
- 2005年6月13日
- いわき市平字三倉に新組合事務所が完成し業務開始しました。
03
健康保険の歴史
- 1953年8月
- 日雇労働者健康保険法の制定。
- 1970年5月13日
- 厚生省が日雇健康保険擬制適用の廃止を発表。建設職人には、健康保険の適用ができなくなる。
- 1970年8月1日
- 中央建設国民健康保険組合誕生。
04
組合の機構
組合の事業
01
中央建設国民健康保険組合の運営
仲間の健康を守るため、自前の健康保険として国保組合(建設国保)を運営しています。病気になったときには医療給付が受けられ、病気で仕事を休んだときには傷病手当金が支給されます。また、病気の予防や早期発見・早期治療のため健康診断や健康体力づくり教室などに取り組むと共に、労災事故や交通事故の紛れ込みを防ぐためレセプトの点検をし、医療費の節約に努力をしています。
02
互助会の運営
お互いにお金を積み立てて、吉凶慶弔などの際の相互互助を実施しています。
03
全労済セット共済・マイカー共済・すまいる共済、東北自動車共済ほか
これらの共済は、民間保険会社と違い、働く仲間たちで運営されているため、掛金が安く、保障もずっと大きくなっています。
04
労働保険事務組合の運営
組合では厚生労働省の認可を受け「いわき建設労働保険事務組合」を運営しており、労災保険や雇用保険のいろいろな手続きを受付しています。
- 事業所労災保険、雇用保険
- 中小事業主等労災特別加入、一人親方労災特別加入
05
個人年金共済「まごころ」の運営
老後の生活に大きな不安を持つ私たち、建設職人・中小建設業者のために、公的年金を補完するものとして実施しています。収入の不安定な私たちの実態を考えた様々な特長と、優れた貯蓄性があり、若年層から高齢者まで幅広く活用されています。
06
節税対策と税金自主申告会の運営
組合では、正しい「自主記帳」「自主計算」「自主申告」を基本に節税や記帳のアドバイスを行い、税金自主申告会として一括申告します。(要申込)
07
建設業退職金共済制度(建退共)の加入促進
国が作った建設労働者や一人親方を対象にした退職金制度です。建設業界を辞め、退職金を請求したとき、貼付された共済証紙の枚数に応じた退職金が、建退共事業本部から本人に直接支払われます。現在の運用利回りは1.3%です。
08
仕事に必要な各種講習会・資格の取得
増改築相談員の講習会や石綿作業従事者特別教育など、各種講習会の開催や案内をしています。
09
賃金確保の運動
建設に働く仲間の賃金確保のため、公契約法(条例)制定に向けた運動を進めています。
10
組合員の仕事確保の取り組み
全建総連では、毎年6月25日を「住宅デー」と設定し、この日を中心に地域住民に私たちの仕事と技能を理解してもらう日として、多彩な取り組みを全国的に行なっております。
仕事確保のため制定を求めて運動していた「いわき市小規模修繕契約希望者登録制度」が、平成25年7月16日から導入されました。
全国木造建設事業協会の一員として、応急仮設木造住宅建設や福島県買取型復興公営住宅整備事業・福島県買取型再生賃貸住宅整備事業に従事しています。
11
組織拡大運動「数は力なり」
自らの生活と仕事を守るためには「結集することが重要」です。未加入者へ絶えず呼びかけ、組合員の統一と団結で要求行動を基調にして、多種多様な要求実現のため「数は力なり」を合言葉に組織拡大運動に取り組んでいます。
12
全建総連福島の組合員同士での求職・求人情報
組合員同士で安心して働ける職場を求める方、良い職人を求めたい工務店や各職の事業主の方は、組合までお申し込みください。
13
青年部・主婦の会・寿会・ウイングママの会の活動
これからの建設業を担う35歳以下の建設青年労働者が集い、職種が違う仲間を通じて出来るネットワークを仕事にも活かし、絆や交流を深める青年部です。市内の学校やスポーツ少年団への木製レーキの製作・寄付や家族レクリエーションが主な活動です。
組合員の妻として、くらしのこと・子どもや社会のことを語り合い、夫の仕事や組合運動を助けながら、女性の要求を実現し、家族ぐるみの活動をすすめる主婦の会です。アロエを使ったハンドクリーム作製、女性に特化したイベントが主な活動です。
これまでに培った技術や技能、そして組合活動の経験を次の世代に継承し、これからも建設業への繋がりを保つ70歳以上の組合員で構成している寿会です。親睦会や交流会・ボランティア活動が主な活動です。
組合PRや学習会を通じて子育ての応援や支援をし、子育て世代のパパや家族の健康を守り、つながりを深め、仕事や子育ての悩みも一緒に相談できる子育て世代のママでつくるウイングママの会です。市内の幼稚園や保育園への文具贈呈、ワークショップや子供と一緒に楽しめるイベントが主な活動です。